たけぼうの誰でも出来る米国株投資

平成生まれのサラリーマンが、米国株投資で豊かになれるか実践していきます。目標はアーリーリタイアです。

長期で最も上がるのは株という大嘘。でも。

シーゲル教授による研究で長期で最も上昇するのは株式だという事が分かりました。

しかし、この研究は超長期の研究です。この期間で経済システムの大転換がありました。
金本位制から基軸通貨制への移行です。

そして、我々が住む世界は基軸通貨制です。

何が言いたいかと言うと、「基軸通貨制に移行した後、
最も上昇したのは株式ではないため、株式ONLYのアセットは良くないよ」

という事が言いたいのです。

金の長期チャートです。
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ニクソンショックで米国は1オンス =35ドルでの交換を停止しました。
現在の金価格は約1200$です。

1200/35 = 34倍 ⇒年率 7.8%

一方、S&P500は、1971年では大体100で、今は2400です。
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2400/100 = 24倍 ⇒年率 7.1%

ニクソンショック以降、S&P500をBUY&HOLDするよりも、GOLDをBUY&HOLDした方がずっと良かった事になります。

期間を分けて、詳しく分析していきます。

GOLDのラリーが止まったのは、1980年です。
そして、株式のラリーが始まったのも1980年です。
これには政策金利が強く関係します。
1980年をピークに長期的には下がり続けています。

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1971年~1980年は、実質金利がマイナスでインフレを止める事ができず、インフレに強い金のラリーが継続した。
高い名目金利のため、債券の名目利回りの魅力に株式は勝てなかった。そのため、長期停滞していた。

1980年以降は逆で、インフレが収まり、金利低下が株式の魅力を強め、株式のラリーが始まった。
実質金利もわずかにプラスでインフレヘッジは意識されず、金価格は停滞した。

運用成績はアセットアロケーションが決めると言われていますが、
政策金利のトレンド、将来インフレ率を考慮して決めないと高いリターンは望めない気がします。

◇これからの政策金利のトレンドは
長期的には上昇していくと考えられます。
政策金利には下限があります。マイナス金利も副作用が多いため限界があります。
これ以上、金利は下げようが無いと考えるのが自然です。

となると、景気後退期で中央銀行が取る手段は量的緩和です。
次の景気後退期では量的緩和が再度行われるでしょう。
で、量的緩和を繰り返すと何が起こるかを考えて見ます。
物の価値は需要と供給で決まります。需要も無いのに、供給だけ増やすと価格は暴落します。
それは通貨も同じです。

何度も量的緩和を行うと、いずれインフレ率が高くなるでしょう。
その時に、中央銀行がインフレ率を制御できるか?というのが問題になります。
過去に答えを求めると、中央銀行はインフレを制御できません。
金利が大きなトレンドを作っている事から明らかです。
中銀の後手後手の対応が、大きなトレンドを作っています。

つまり、いざ、インフレ率が力強く上昇しだしても、中銀は止める事ができず、
高インフレ、高金利の時代が来る。。。

そして、高インフレ、高金利の時代で最もリターンが良いのは金です。
なので、量的緩和再開時にはある程度の金額で金を買うべきと思います。

◇高インフレに対抗するもうひとつのやり方。
アセット・アロケーションを考える際、アセット内は十分分散されているのが大前提です。
分散されたポートフォリオはリスクを下げますが、リターンも下げます。

S&P500ETFは高インフレ・高金利、あるいはそれに向かって突き進む局面で、金(GOLD)に勝てません。
金利が株式を痛めつけます。
ですが、金価格以上に上昇した銘柄は存在します。

その答えが下のチャートです。
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インフレを価格に反映できる独占企業の株は金以上のインフレヘッジ手段となります。

つまり、もうひとつのやり方は、インフレを価格に反映できる独占企業の株を買う事です。


◇まとめ
インフレヘッジに株式ONLYアセットでは不十分、金が手段の一つになりうる。
インフレを価格に反映できる独占企業が、インフレへの究極のヘッジ手段

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