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たけぼうの誰でも出来る米国株投資

平成生まれのサラリーマンが、米国株投資で豊かになれるか実践していきます。目標はアーリーリタイアです。

ローンと繰り上げ返済

ローンという行為はファイナンスそのものです。
家計においてローンを組む事は悪い印象を持つ人が多いですが、企業は普通にやっている事です。
ローンを組んで、借り入れ金利以上のリターンが見込めるものに投資をする。
個人がローンを組む場合、深く考えないのでそんなイメージはありませんが。

◇繰り上げ返済すべきかは金利とインフレ率で決まる
ローンを繰り上げ返済すべきかは金利とインフレ率で決まります。
金利>インフレ率なら繰上げ返済すべきだし、金利<インフレ率なら繰上げ返済する必要がありません。

金利<インフレ率なら、利息よりもお金の価値が減るスピードの方が早いため、ローンの負担が実質的に軽くなっていくからです。
実質金利 = 金利 - インフレ率

つまり、実質金利がマイナスなら繰上げ返済は不要です。

◇ここ20年デフレと言われるが、やはりインフレは進んでいる。
日本はデフレ状態が持続していますが、長期で見ればインフレは進んでいるのです。

大卒の初任給
1989年:11万円(元上司の初任給)
2012年:20万円(私の初任給)

初任給が約2倍になっています。では、今の新卒は30年前の新卒と比較して2倍も豊かなのでしょうか?
そんなことはありません。生活水準は同じです。この額面上の違いがインフレです。
お金の価値が半分になったから、初任給が2倍になっているのです。
大卒の初任給からインフレ率を計算すると、年率2.6%になります。

デフレ、デフレと叫ばれていますが、長期的にはインフレなのです。

ドル円相場とアメリカのインフレ率
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日本は20年間デフレで苦しんでいますが、アメリカは緩やかなインフレを起こす事に成功しています。
アメリカでインフレ率がマイナス = デフレとなったのは2009年のみ。
それ以外の年では全てインフレ率がプラスです。
つまり、ドルは緩やかに減価されていっているのです。
為替は多国間の通貨の交換レートです。日本がデフレ、アメリカがインフレなら、円の価値が高まり、ドルの価値が下がる。
一方的な円高ドル安となっているはずです。ところが、実際はなっていません。
ここ20年の為替相場は、100円±25円の範囲で収まっています。
よく見ると、円高の時にデフレ、円安の時にインフレになっています。
日本のインフレ率は為替の影響を大きく受けます。
資源が無く、食料自給率も低い日本は、生活必需品を輸入に頼っています。

ドル円がこれからもボックス相場という前提に立てば、短期的な為替変動を除くと、円もインフレで価値が下がっていく事になります。

◇変動金利だと繰り上げ返済不要とはいかない。
ローンには固定金利と変動金利がありますが、変動金利でローンを組んでいる人は常に繰り上げ返済を考える必要があります。
それは、変動金利では原理上、実質金利がマイナスにならないからです。
固定金利と変動金利ではインフレリスクを負っている人が異なります。
固定金利では貸主、変動金利では借主が負っています。
なので、固定金利>変動金利となっているはずです。

◇期間によって固定、変動を選ぶべし
住宅ローンのように長期なら絶対に固定金利にすべきです。
ちょっと金利が上がりましたが、まだ歴史的にも低金利です。
少し前にオーバーシュート型コミットメントという発言がありました。
インフレが進んでも、インフレ率が安定するまで、金融引き締めを行わないと宣言しています。
日銀を信じるならば、長期ローンは固定金利にすべきです。

短期ならば、変動金利にすべきです。
金利は固定>変動だからです。返済が進むうちに利息の絶対額は減るので、金利が上がっても影響を小さく出来ます。
ただ、繰上げ返済はいつでも出来るように準備が必要です。
日銀のインフレターゲットが2%です。金利上昇により2%以上になったら、繰上げ返済をすべきです。

◇ローンは簡単にできるが使いこなすには、金融知識がいる
サラリーマンなら、簡単に組めますが、最大限有効に使うには金融知識がそれなりに要ります。
僕は半年くらいしか勉強していないぺーぺーなので、書いていて頭が痛くなりました。
我々が生活していくうえでは、思った以上に金融知識が必要です。
学校では教えてくれませんが、通貨を使って決済する以上、金融知識を避けて通れないのです。

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